部署案内DEPARTMENT

栄養科

一人ひとりに寄り添った食事の提供を心がけています。

食事は患者さん・入所者さんにとって治療の一環であり、楽しみの一つでもあるとスタッフ一同考えています。栄養状態・飲み込みについて専門職がチームとなって評価を行い、一人ひとりに合わせた食事の提供を心がけています。

食事の種類

一般食 常食Ⅰ(1500kcal)/常食Ⅱ(1700kcal)/全粥食/5分粥食/3分粥食/
ハーフ食/ゼリ-食/高血圧食(減塩6g未満)/経口流動食
治療食 糖尿病食・脂質異常食(1000kcal・1200kcal・1400kcal・1600kcal)/
心臓食(減塩6g未満)/肝臓食/腎臓食(蛋白制限・塩分制限3g・6g未満)/
膵臓食(脂肪制限)/透析食/潰瘍食/貧血食/低残渣食
経管栄養食 口から食事を摂ることができない、摂る量が不十分な方には管を通して栄養を補給する方法があります。当院では、病態や状態に合わせて個別対応できるように、様々な種類の栄養剤を用意しています。
例)半消化態栄養剤・消化態栄養剤、半固形栄養剤(粘度の異なるもの数種類)、病態別栄養剤など

食事形態について

主食の種類 米飯/軟飯(やわらかいご飯)/固め粥(重湯少なめ)/全粥/分粥/
ミキサ-粥(増粘剤を使用したゼリ-粥)/重湯ゼリ-
副食の種類 形態あり/荒刻み(一口大)/刻み/刻みあんかけ/ミキサ-/ゼリ-
お茶
(とろみ・ゼリ-)

飲み込みに問題のある方への対応も行っています。
薄いとろみ/中間のとろみ/濃いとろみ/お茶ゼリ-(「学会分類2013(とろみ)」参考)
※2020年度に、とろみ自動調理機を導入しました。

とろみ自動調理機

食事の提供時間

朝食:8時 昼食:12時 夕食:18時

行事食について

入院生活を少しでも快適に過ごしていただけるよう、季節ごとの年中行事やお祝いの時に、その季節にあった旬の食材が使われた特別な食事やカードを用意しています。

  • 1月
    おせち料理、七草、鏡開き
  • 7月
    七夕、土用の丑の日
  • 2月
    節分、建国記念日
  • 8月
    お盆
  • 3月
    雛祭り、春分の日
  • 9月
    敬老の日、秋分の日
  • 4月
    花祭り
  • 10月
    体育の日
  • 5月
    こどもの日
  • 11月
    文化の日
  • 6月
    夏至
  • 12月
    クリスマス、冬至、大晦日
  • 1月
    おせち料理、七草、鏡開き
  • 2月
    節分、建国記念日
  • 3月
    雛祭り、春分の日
  • 4月
    花祭り
  • 5月
    こどもの日
  • 6月
    夏至
  • 7月
    七夕、土用の丑の日
  • 8月
    お盆
  • 9月
    敬老の日、秋分の日
  • 10月
    体育の日
  • 11月
    文化の日
  • 12月
    クリスマス、冬至、大晦日
おやつについて

月曜日は個々の飲み込み状態に合わせた手作りおやつの提供を行っています。
例)プリン、苺ババロア、抹茶水ようかんなど
※病態・病状により提供を控えさせて頂く場合もあります。

個人対応について

  • ご要望を伺いながら、個別対応を行っています。
  • 食物アレルギ-のある方にはアレルギ-除去食を用意しています。
  • 毎月の身体計測を行い、個別に必要量を算出し適した内容での食事提供を行います。
  • リハビリスタッフにより食事姿勢や食事動作の確認を行い、必要な方には、個別ですくいやすい食器(自助食器)や特殊スプ-ンを使用しています。

栄養管理について

個別の栄養管理を行う為、管理栄養士は担当制とし病棟のカンファレンスや申し送りでの情報取集に努めています。また、ミールラウンドを行い多職種と情報交換をすることで患者さん・入所者さんの状態や問題点をより迅速に把握し、対応できるよう心掛けています。

栄養指導

治療食を必要とする患者さんに対して医師の指示のもと実施しています。自宅退院の際などはご本人やご家族に向けて、個別のパンフレットを作成し栄養指導を行っています。

栄養相談

患者さんや入所者さん、ご家族、医師、病棟スタッフ、リハビリスタッフから食事や栄養管理に関する要望や相談を受け、多職種と連携しながら問題解決に取り組んでいきます。

栄養介入事例経鼻経管栄養より経口摂取への移行成功例

経口摂取の患者さん(89歳男性)

  • 病名:心不全治療後の廃用症候群
  • 入院時体重:45.2kg→1年後:48.2kg→2年後:54.5kg
  • 入院時経鼻経管栄養、嚥下造影検査後、多職種協働にて、経口摂取への取り組みを開始した。

入院時は、嚥下障害、筋力低下、歯牙欠損があり、経鼻より栄養補給されている患者さんでした。不穏行動があり鼻よりの管が嫌で抜かれることも多く、経口摂取への取り組みを行いました。ご高齢の方でしたが、義歯を作成、嚥下造影検査を行い、飲み込みの状態を確認し食事形態、食事姿勢、介助方法を検討しました。胃の萎縮も考えられていた為、スケジュ-ルを立て、ハ-フ食より徐々に開始し、現在は1700kcalをしっかり食べられています。今では、リハビリにて歩行訓練もされ、病棟のスタッフをとんちの効いた会話で笑わせてくださるまで、お元気になられました。

ほかにも多数、お元気になられた患者さん・入所者さんがいらっしゃいます。
今後とも、栄養科・厨房職員一同、心をこめたお食事の提供を行っていきます。