2023.12.29
周辺環境の魅力国際交流!餅つき大会
「今年の冬は暖冬だ!」と言っていたのが懐かしいほどに、しっかりと冷え込む毎日に年末らしさをひしひしと感じています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
まるで春のような陽気で晴天に恵まれた12/9(土)、今津公民館国際交流会餅つき大会が開催されました。
この国際交流会は今津公民館と九州大学・西南学院大学の学生有志のメンバーにより企画されたもので、留学生と地域のみなさんの交流を目的として開催されています。
昨年は独楽や竹馬・竹とんぼなど日本独自の昔ながらの遊びをみんなで体験しましたが、今年は念願だった食文化でのイベント計画が叶い、日本ならではの年末の文化である餅つき大会となりました。
この日は、インドネシア・カンボジア・韓国・中国・台湾・イギリス・オーストラリアなど、約13カ国の留学生の皆さんと日本の大学生の他、今津の地域の皆さんからも申し込みが殺到し、およそ100人もの参加者が餅つきを楽しみました。
個人の家で餅つきをすることも少なくなった昨今ならではのイベントで、留学生の方はもちろん、地域の皆さんにも餅つきを体験してほしいという思いもあったそうです。
「やわらかいつきたての餅を、自分の手で丸めて、食べてもらいたい」と今津公民館の中村館長。
男女共同参画の会の皆さんや地域の方からもボランティアでスタッフが集まり、留学生と地域の方々が交流しながら各グループに分かれて、どんどんと餅をついていきます。
インドネシア出身のムティアさんとマリアさんは「インドネシアにもお餅に似たスイーツがあるが、自分で餅をつくのは初めて」他の留学生の方からも「餅をつくイベントを楽しみにしていた!」との声が上がっていました。
自分でついた餅を丸めた後は、念願の試食タイム。
きなこやお醤油などの定番の味付けの他に、大学生の発案ならでは!の、マヨネーズやケチャップ・チーズ・カレーなどたくさんの調味料が準備されていました。
斬新で自由な発想の提案にびっくりしながらも、「次はこの味を試してみよう!」と、いろんな味にトライする留学生と地域の参加者の皆さん。小さなお子さんや留学生にも人気だったのはたらこチーズや海苔キムチ。ちなみに私のおすすめは、辛味のある大根おろし(福岡での定番の食べ方)にはちみつをプラスすると辛味と甘さの調和でたいへん美味しい食べ方の発見となりました。
それぞれの国の食文化の概念を超えた食べ方で、思い思いに楽しみました。
今年は皆様にとってどんな年だったでしょうか。
どうぞ良いお年をお迎えください。
所在地:〒819-0165福岡市西区今津2131-3
電話: 092-806-2021
Fax : 092-807-2550
休館日:12月29日から翌年1月3日まで