皆さんは福岡三観音と呼ばれる観音像のひとつが、福岡市西区にあるのをご存知でしょうか?
①千如寺大悲王院の「雷山観音」(糸島市)、②油山観音の「油山観音」(福岡市城南区)、そして③光明寺の「小田観音」(福岡市西区)です。
小田地区はシーサイド病院がある福岡市西区今津のお隣に位置し、フォトスポットでも有名なヤシの木ブランコ等がある海沿いの観光スポットもあれば、山も田畑も多い自然豊かな地域です。
7月15日~18日の期間、この小田観音が年に一度の御開帳の日ということで、貴重なお姿を拝見するべく小田に向かってみました。
事前下調べと実際に登ったことのある職員から聞いていた『進むのを躊躇する程の狭い道』『心が折れそう』との噂通り、山の中の細い細い道を突き進んだ先にようやく見つかりました、光明寺。
2024.07.27
周辺環境の魅力福岡三観音のひとつ小田観音
お堂の扉を開けると立派な観音像のお姿が厳かに輝いていました。
光明寺は728年聖武天皇の勅願で建てられたお寺で2028年には創建1300年を迎えます。
小田観音は清賀上人(せいがしょうにん)(生没年未詳)の作で、2mを超える木造の立像です。2023年、県指定有形文化財に指定されました。
現在、こちらは近くの福寿寺住職の平兮(ひらな)さんが管理をされており、毎月17日には観音講(かんのんこう)が開催されています。月1回ボランティアで集まった有志がお堂までの山道を清掃し、ご住職の平兮さんがお経を上げ、参加者の方でにぎやかに過ごされているとのことです。
『当院の新しい取り組み』でも今後ご紹介させていただく予定です。
シーサイド病院からもほど近い場所にあるのに、こんなに素晴らしい文化財が山の中にあるとは全く知らず、西区には改めて地域の宝がたくさんあると感じた1日でした。拝観される際は道幅も狭いことや、未舗装の箇所もありますので、細心の注意をはらってお出かけ下さい。
小田観音は清賀上人(せいがしょうにん)(生没年未詳)の作で、2mを超える木造の立像です。2023年、県指定有形文化財に指定されました。
現在、こちらは近くの福寿寺住職の平兮(ひらな)さんが管理をされており、毎月17日には観音講(かんのんこう)が開催されています。月1回ボランティアで集まった有志がお堂までの山道を清掃し、ご住職の平兮さんがお経を上げ、参加者の方でにぎやかに過ごされているとのことです。
『当院の新しい取り組み』でも今後ご紹介させていただく予定です。
シーサイド病院からもほど近い場所にあるのに、こんなに素晴らしい文化財が山の中にあるとは全く知らず、西区には改めて地域の宝がたくさんあると感じた1日でした。拝観される際は道幅も狭いことや、未舗装の箇所もありますので、細心の注意をはらってお出かけ下さい。
◆光明寺(小田(こた)観音)
所在地:〒819-0203 福岡県福岡市西区小田2973