今津干潟の冬のシンボル、クロツラヘラサギが今年も今津にやってきました!
昨年も秋から冬にかけて今津干潟を観測していましたが、なかなか出会うことが出来ずにいました…。飛来の時期は実はもっと早い?との噂を聞きつけ、今年は10月から観測していたところ、10月22日今津干潟から流れる瑞梅寺川にてたくさんのクロツラヘラサギを見つけることができました!
クロツラヘラサギはトキ科に属するサギの一種で、名前の通り「黒い顔」と「ヘラ状のくちばし」が特徴です。くちばしの形状が「へら」のように平たく、泥の中にくちばしを突っ込んで小さな魚や甲殻類などを捕まえます。
クロツラヘラサギは絶滅危惧種とされ、世界的に保護が求められています。その数は非常に少なく、世界での総羽数は約6千羽(2022年データ)とも言われています。生息地である湿地や干潟が開発や汚染で失われ、餌となる生物も減少していることが原因です。
2024.11.03
周辺環境の魅力クロツラヘラサギがやって来ました