2025.01.26
周辺環境の魅力留学生と国際交流カフェ【今津公民館】その①
今津公民館にて、国際交流カフェが開催されました。
この国際交流カフェは、地域住民と留学生の交流を目的として、今津公民館と九州大学・西南学院大学の学生が主となり企画されています。
今回のテーマは「神社・お寺を一緒に回ろう!」
日本の文化を知って、体験してもらおうとの思いから企画されたのだそう。
これまでの国際交流カフェの様子は下記からもご覧いただけます。
・国際交流!餅つき大会
・おにぎりとみそ汁で国際交流
今回は、昨年4月にミャンマーから来日した当院の留学生2期生8名とともに参加しました。
留学生の母国であるミャンマーをはじめ、タイ、インドネシア、イギリス、フランス、インドネシアやフィリピンと様々な国籍の方が集まり、海外出身の参加者は総勢14名となりました。
地域の子どもたちも多く集まり、スタッフや参加者合わせて54名で『登志神社(としじんじゃ)』と『勝福寺(しょうふくじ)』を回りました。
今回企画してくれた学生さんたち
まずはグループに分かれ、アイスブレイク名前、出身地、好きな食べ物を紹介し合います
緊張も和らいだところで、さぁ出発!
道中も楽しくおしゃべり♪
今津駐在所から安全のため見守りに来てくれたお巡りさんも一緒に
まず訪れたのは登志神社です
神社でのお参りのポイント
・歩き方
神様の御霊を祀る神社では基本「正中を避ける」のが作法とされています。正中、つまり真ん中は神様の通り道と考えられているためです。進むときには左側を、帰るときには右側を歩く、進左退右(しんさたいう)が基本だそうです。
①まずは右手で柄杓を持ち、たっぷりと水を掬います。
②そのまま左手に水をかけ清めます。
③柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけ清めます。
④再び右手に持ち替え、左手を使い口をゆすいで清めます。
⑤左手を再度清めます。
⑥柄杓を立たせ、残った水で柄の部分を清めます。
ここで"清める"というのは『穢れを祓う』ということだそう。
穢れ(けがれ)は汚れ(よごれ)ではなく、気が枯れることを指します。御手水は"気持ちを切り替える場所"としての役割があるそうです。
基本のお参りの仕方は『二礼二拍手一礼』です。
神社によっては異なる場所もあるそうですが、この作法を覚えておけば間違いないそう。
①まず「今からお参りをします」と挨拶の意味合いで軽くお辞儀をします。
②その後深く二礼。(人へのお辞儀には30度から45度がマナーとされていますが、神さまに対してのお辞儀は深く、90度くらい頭を下げるのがベストなんだそう。)
③顔を上げ、手を合わせます。このとき右手の指先を左手よりも少し下げて合わせます。そのまま2回音を鳴らして手を叩きます。
④下げた指先を揃えて戻し、再び深く一礼します。
⑤最後は「お参りが終わりました」の合図として軽くお辞儀をして終了です。
昨年建てられた新社殿はピッカピカです
深いお辞儀はこの角度です
最後に記念撮影☆
神主さん曰く、作法は厳格に覚える必要はないそうですが、正しい作法でお参りができると、なんだかいつもよりご利益が授かれそうな気がしました♪
この後に訪問した『勝福寺』など国際交流カフェ後半の様子はその②でお届けしたいと思います。お楽しみに☻
◆ 登志神社
〒819-0165
福岡市西区今津1570