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2022.01.17

グループホーム
七草粥
1月7日は七草の日でした。

グループホームでは毎年1月7日の朝食に七草粥を召し上がっていただいています。
1月7日は1年のうちで最初の節句、「人を大切にする」という意味を持つ「人日」という節句だそうです。
七草の若芽を食べて植物がもつ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いが込められています。
また、春の七草やお粥には、胃をいたわる作用があるとされています。ごちそうが並ぶ年末年始は濃い味付けのおせち料理も多く、胃がややお疲れ気味なので、そんなタイミングで七草粥をいただくのは、とても理にかなっています。
それでは春の七草をおさらいしていきたいと思います。
①セリ(芹)・・・セリには「競り勝つ」という意味もあるのだそうです。セリには胃を丈夫にする効果や解熱効果、整腸作用などの効果があるといわれています。
②ナズナ(薺)・・・「撫でて汚れを取り除く」という意味が込められています。熱を下げたり、尿を出やすくする作用があのだそうです。
③ごぎょう(御形)・・・「仏様の体」というありがたい意味を持つのだそう。咳や痰、のどの痛みに対して効果があるといわれています。
④ハコベら(繁縷)・・・「反映がはびこる」繁栄が広がるという意味があります。豊富なたんぱく質とミネラルにより、昔から腹痛薬として用いられてきました。
⑤ホトケノザ(仏の座)・・・「仏様が落ち着いて座ってらっしゃる」という意味があります。胃や腸の調子を整えてくれる効果があります。
⑥スズナ(菘)・・・スズナとは実はカブのことを言います。「神様を呼ぶ鈴」の意味を持ようで、縁起物とされています。
⑦スズシロ(蘿蔔)・・・大根のことで、「汚れのない清白」という意味があります。消化を助け、風邪予防になります。

 

七草粥は、無病息災を願って食べる行事食です。食べることで季節も感じられますし、健康祈願もできますので、ぜひ皆さんも召し上がってみてください。